55年体制
わたしがどのような時代に生きてきたかといえば、ひとことでいって世界の中では冷戦、その崩壊、その後の混沌であり、日本においては55年体制だった。その55年体制の一般的な定義は別にして、個人的には今こそが55年体制の崩壊の瞬間なのだという気がしている。
55年体制は実につまらない社会を生み出した。こどもの頃から感じていたつまらなさの正体は、つまり55年体制そのものだったのだ。55年体制下の社会とは、結局のところなにも起こらない社会を意味していた。この社会と私は絶対的に相容れないと、心の奥底では思っていた。
では、いい社会だったのかどうかといえば、驚異的な経済成長は55年体制下で進展したわけで、そこは評価しなければならないだろうし、経済以外の面でも決して悪い時代ではなかった。わたしが言いたいのは55年体制下における私個人の心象風景のことであって、それがつまらない風景であり、わたしが受け入れることのできない、あるいは受け入れてもらえない時空間だったということだ。実に長いあいだ、わたしはつまらない時代を生きてきたことになる。
・・・55年体制のつまらなさというものの細部について、ちょっとまとめて書きとめてみたいという気分であるという報告だが、とりあえずここまで。
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by hatano_naoki | 2009-10-20 00:55 | 日日
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