イムジャ氷河湖のこと
d0059961_20414760.jpgきょう放送の『世界遺産』をみていたらエベレスト街道が写っていた。エベレスト街道とはルクラからエベレストのベースキャンプにいたるトレッキングルートのニックネーム。テレビ画面を見ながらあそこを歩いたのは35年も前だったな、と思う。
番組ではイムジャ氷河湖が紹介されていた。
エベレスト南面から流れ下っている大きな氷河はクンブ氷河と呼ばれているが、ローツェの南側を下ってクンブ氷河に合流しているのがイムジャ氷河である。そのイムジャ氷河のモレーンの末端ちかくに大きな氷河湖があって年々大きくなっており、モレーンの末端が決壊すると下流の村々に大きな被害をもたらすおそれがあるというような内容だった。
わたしはこのイムジャ氷河をさかのぼり、ローツェから南に伸びている枝尾根上の小ピークであるアイランドピーク(6168m)までいった。ルートをまちがえたのと装備が貧弱だったのでたぶん6000mあたりまでしか行けなかった。このとき現在のイムジャ氷河湖付近にあるパレシャヤギャブと呼ばれるところでキャンプしたのだが、そのように大きな氷河湖を見た記憶はない。この氷河湖は1960年代に生まれ、それからすこしづつ大きくなって現在の姿になったという。ということはわたしが行った頃はたぶんとてもちいさな湖だったのだ。
氷河湖が大きくなったのは気温の上昇のためだ。わたしはこの氷河湖によって地球温暖化と過ぎた年月のながさを実感することになった。
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by hatano_naoki | 2011-07-24 19:54 | 日日
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