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沖縄勉強ノート:立ち止まって考える
沖縄勉強ノートが50本になった。
この50本は沖縄に関するキーワードを思いつくままに書き連ねてきた。基本的な概念とか基礎知識について、定義のレベルではっきりと理解しておきたいというのが書き始めた動機のひとつだ。たとえば沖縄と琉球の違いはなにか、というようなことだ。沖縄という多面体を構成する面のそれぞれをできるだけあいまいにしないで見ておきたい。沖縄を理解するための柔軟体操のようなものだ。
ここまでで400字詰原稿用紙にして150枚か200枚くらいは書いている。100本書いてそれぞれの項目を充実させれば量からいえば一冊の本を作るに足る原稿が用意できる。
ところで、私が沖縄に関して書きたいことはなにか?
それほどはっきりしいるわけではない。沖縄に関する雑学ノート的エッセイ、私が沖縄を勉強した記録そのもの、ロードムービー的旅日記など。いずれにせよ、知らない状態から次第に知ってゆくプロセスをスリリングに書けないものか?
このままのスタイルで勉強ノートをあと50本書くことは難しくない。気楽に書いているし長くもないからだ。問題は勉強ノートそれ自体を成長させて本にする気で行くか、それとも完全な取材メモに徹するかだ。現時点では勉強ノートを書く作業は創作ではなくてcompileであるといったほうがいいかもしれない。
by hatano_naoki | 2006-03-08 19:14 | 沖縄勉強ノート
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