パウル・クレー展と川村記念美術館
d0059961_825257.gif千葉県佐倉市にある川村記念美術館でやっているパウル・クレー展を見にいってきた。
この美術館は企業の持ち物である。大日本インキ化学工業(株)が「その関連グループ会社とともに収集してきた美術品を公開するため」に、1990年5月に千葉県佐倉市にある総合研究所敷地内に開館した、とウェブサイトに書かれている。
展示は常設展示または特別展示+常設展示というスタイルで、特別展示がある場合は順路に沿って1階の常設展示を見てから2階の特別展示を見る。常設展は1000点を超えるという収蔵作品のなかから50~80点を展示する。収蔵品は特定のカテゴリーにかたよっているわけではなく、17世紀のレンブラントから20世紀美術に至る広範囲な作品がコレクションされている。
佐倉の駅からは、JR・京成のどちらからも無料の連絡バスがあるが駅からは20~30分かかる。東関東自動車道経由でクルマでいくのが便利かもしれない。美術館は研究所の広い敷地の一角にあり、緑の多い環境は大変にすばらしい。
これだけのまとまった数のクレーの作品を鑑賞したことはなかった。展示は小品が多い。記憶の中にあるクレーのイメージよりも暗い色彩の作品が多かったのは意外だった。クレーというのはもっと色彩が鮮やかだという先入観があった。クレーの小品の前の散歩という気分で絵を見て歩くのはなかなか気分がいい。

写真:クレー「駱駝(リズミカルな樹々の風景の中の)」1920年
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by hatano_naoki | 2006-08-16 08:20 | 日日
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