ブルーな気分
本が出てうれしいかといえば、もちろんうれしいけれども、なにかユーウツな気分も混じっている。
本ができあがるときのカタルシスはたしかに存在したが、その本はもはや私の力の及ばないところにいってしまい、自分だけが取り残されたような気がしたり、自分がまったくの無力だという自覚にとりつかれたりする。
自分の書くものに意味があるのかどうか、なんらかの価値があるのだろうか?
書くという行為は基本的に自律的だが、他者の視線の中で育つものでもある。前に書いた本に対してはいくつかの感想が寄せられたが、それらは送り手である読者が想像できないくらい私を勇気づけた。今度書いたものにどんな感想が寄せられるかは想像もつかない。
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by hatano_naoki | 2006-12-18 21:58 | 日日
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