沖縄勉強ノートを書き始めてから1年と少したった。
そのタイトルどおり、沖縄についての勉強メモであり、基本的にはさまざまな分野の本を読んでその要点を書き留めるというスタイルでやってきた。つまり何かを考えるというより知ったことを整理するというのが目的だ。それに加えて手帳にメモをとり、創作ノートのようなものも準備した。これはどんな本にしていくかという構想をあれこれ書き留めるためのものだ。 これまでの勉強は沖縄全域をカバーしていない。特に先島はまったくといっていいほど手付かずだ。それは現在書きたいと考えているのが那覇と首里という個性的な町のワンセットであるからで、その那覇にしてもまだ霧の中にある。最近は訪れるときのために資料を整理しはじめた。 この1年で私は沖縄をいくらか理解しただろうか? 沖縄に関しての基本的な姿勢は、ステレオタイプに対する警戒であり、事象の存在のしかたに対する疑い、当たり前に見えているものの来歴とその意図、その意味である。そしてまた"歴史のレイヤー"を明らかにすることであり、その一番下にあるものの姿である。 これからも勉強は続けていくことにしたい。なぜなら、沖縄を学ぶということは単に沖縄のことを知るだけでなく、さまざまな"波及効果"があるからだ。 ここまでは行き当たりばったりにあれこれ調べてきたが、このへんで一度は旅に出て、那覇の空気を呼吸しながら先のことを考えるのがいいだろう。春になったら少し長めの那覇滞在をしてみたいものだ。
by hatano_naoki
| 2007-01-17 19:04
| 沖縄勉強ノート
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