Bourbon on the rocks
バーボンのオンザロックは人生の味がする。などというと昔のサントリーのコピーみたいだが、バーボンは実際に好きであり、長いつきあいで、これからもつきあいは続くだろう。幸福な関係だが、いまや輸入ウィスキーの値段は信じられないほど安くなり、飲みすぎる危険が増しているのが唯一の問題だ。
ストレートを飲むにはヤワだが水割りを飲むほどには鈍(なま)っていない。グラスに氷を入れ、バーボンを注ぐ。氷がカラカラと鳴るたびに新しい心象風景に出会い、酒の濃度が時々刻々変化してゆくにつれて思考の密度も変転する。やがてずいぶん酔いがまわり、今日の思考の軌跡を翌日には追えなくなりそうだとわかってくる。それではここまでだ。あとは少し濃い目のを作り、酔うことに専念しよう。
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by hatano_naoki | 2007-09-17 21:34 | 日日
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