『パソコン通信本』その後(2)
個人史、コンピュータとネットワークの変遷、それに簡単な現代史を(むりやり)A4一枚にまとめた執筆資料を作って1ヶ月がすぎていった。つづいて携帯やインターネットの普及曲線、2ちゃん、ブログ、ウェブサイト、mixi、youtubeといったメディアの盛衰を一表にまとめてみた。これはこれでなかなかおもしろい。自分が「情報の時代」の爆発直前の真の黎明期にその現場にたちあったのだということが視覚的に理解される。自分の生きた一時代を歴史の中で見直すという作業は無駄ではなかったと思う。
ところで、こうした資料を手元において書くべき内容についてちょっと悩んでいる。自分が目撃した時代とメディアの変容の記憶を軽く饒舌な文体で書いてみたいというのが基本的なアイデアだが、そこにはゆるぎがないとしても、では具体的にどう展開するかというところで今ひとつ確信がもてないというのが正直なところだ。いきつもどりつしている。だめになりそうな危うさもある。気持の整理が必要なようだ。
これまで用いたことのない文体で書いてみたいというのは根源的な誘惑だし、構成というものを意識したのははじめてのことだ。エディトリアル・デザインに凝ってみたいというのもある。この場合、早い段階からグラフィック・デザイナーの協力が必須になる。なによりも読み手が引き込まれるような本を作ってみたいのだ。いずれにせよ、全体の一割かそれくらいくらい書けたら原稿を読んでくれる先を探すことにしたい。
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by hatano_naoki | 2008-08-30 21:00 | ネットとデジモノ
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