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MEDIA SKINその後
d0059961_1722565.jpgMEDIA SKINを使い始めて5日。おおむね満足している。最大の理由は当初予想していたよりも使い勝手が悪くないことだ。これはいってみれば事前の期待がかなり低かったということでもるあるのだが。
常用する携帯は一種の消耗品だ。たとえば私が常時持ち歩いてきたPHS、WX310Kはあちこちが剥げて美しいとはいいがたい状態で、もう少ししたら買い替えを考えなければならないだろう。このPHSは100パーセント実用品として購入した。デザインは一切考えないことにしていた。
MEDIA SKINの場合、入力キーときょう体表面の仕上げにある種の脆弱性とでもいうべきものがある。このふたつの要素によってMEDIA SKINを"100パーセント実用品"として常用するにはさまざまな戦いを通過しなければならない。
入力がしにくいのはいかんともしがたい。結果としてメールの文章は短くなる。きょう体が汚れやすいのではれものに触るように持ち歩く。どちらも許しがたい事態だが、そのことを面白がっているもうひとりの私がいる。
現時点で気に入っている最大のポイントは小型軽量であること、デザインがシンプルであることだ。大量生産された製品ではないといいたげな雰囲気も楽しい。いわゆるデザインケイタイの怪しさをぎりぎりで回避している。これで汚れにくかったらと何度も思った。この点についてはきょう体(外装)を交換するという荒業も可能なので実はそこまで心配しなくてもいいのかもしれない。
MEDIA SKINにした時点で、必然的に相互補完的なもう一台を検討しなければならなくなってきた。それはまだ見ぬ超小型PHSか、Advanced/W-ZERO3[es]か、そういうイメージだ。
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by hatano_naoki | 2007-06-29 20:16 | ネットとデジモノ
水滴
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新宿西口の高層ビルで撮った写真(2枚のうち下の写真)を見ていて、窓ガラスの外側に残った水滴に何かが映っているのではないかと気がついた。そこで改めて写真を等倍で見直してみると確かに新宿の風景が映り込んでいる。それらを集めたのが上の写真だ。
雨上がりの午後だった。高層ビル28階の窓はほとんど乾いていたが、わずかに水滴が残っていた。窓全体がぬれていたらこういう水滴は残らなかっただろう。水滴の中の東京は夢の中のようでなかなか面白い。
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by hatano_naoki | 2007-06-28 21:17 | 写真日記
ベニカナメモチ(紅要黐)の垣根
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by hatano_naoki | 2007-06-27 22:10 | 写真日記
新宿高層ビル街区
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by hatano_naoki | 2007-06-26 20:45 | 写真日記
MEDIA SKIN
d0059961_16541258.jpg携帯をモトローラM1000からMEDIA SKINに替えた。つまりDoCoMoからauへのMNPであり、クセの強いスマートフォンからクセの強いデザインケイタイに替えたということでもある。そういえばMEDIA SKINも、以前から使っているPHS、WX310Kも、どちらもKYOCERA製だ。
MEDIA SKINはいろいろな意味で問題の多い端末だ。最大の問題は使いにくいことだろう。キーが小さくて入力しにくいし、バッテリー寿命の短さも指摘されている。
この携帯の売りはそのデザインと質感にある。私がこれにしたのは、もちろんデザインが気に入ったからだが、すばらしいデザインだというほどでもない。きょう体の質感もそれほどいいとは思えない。それでもあえてこのアクの強い端末にしたのは、むしろほかの端末の没個性に辟易したからだ。
決めるまでには店頭でさんざん触ったしインターネット上での評価も読んでいたから使いはじめる前にこの端末の欠点はほぼすべてわかっており、うきうきして使い始める感覚はなかったが、がっかりすることもないだろう。欠点のひとつはキーの驚くべき小ささだが、それでもできるだけ打ちやすいように工夫してあることがわかるし、実際なんとか実用になる。きょう体が小さく軽いのはとても評価できる。機能的にはほぼフルスペックといえ、不満はない。
著名な建築家の設計した家に似て、このデザイン携帯を使うとき、ある種の格闘の感覚がある。トレードオフということばをかたちにしたらこうなるのかということを体で理解する。それを楽しめるかどうかが分かれ道だろう。私はなんとか楽しめそうだ。

6月27日の追記。
存在感は悪くないが、常用する携帯としての適性は高いとはいえない。
きょう体はやはり汚れやすい。けしゴムが必須アイテム。
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by hatano_naoki | 2007-06-25 19:43 | ネットとデジモノ
中村川その2
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by hatano_naoki | 2007-06-24 23:42 | 写真日記
中村川
[RICOH GR Digital]
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元町と中華街の境をなす中村川は幕末に開削された人工河川だそうだ。
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by hatano_naoki | 2007-06-24 23:35 | 写真日記
沖縄勉強ノート(125)旅行パンフレットの中の沖縄
先日、ある小さな旅行代理店の店頭に置いてあった沖縄旅行のパンフレットをすべて集めてみたら18種類あった。わずかな数ではあるが、これらのパンフレットの訴求する沖縄のイメージとはどんなものかをちょっと調べてみた。
まず表紙のイメージだが、海をテーマとしているのが13。首里城、守礼の門、美ら海水族館の写真を載せているのが各1、写真なしが2だった。
パッケージになった旅行日数は3日と4日が多く、長くて5日。1泊2日もある。
宿泊先は本島のいわゆるビーチリゾート、石垣島・宮古島のリゾート、それに那覇市内の都市型ホテルの3つに分かれる。
アクティビティとして提案されているのは、体験ダイビング、無人島での海水浴、ディナークルーズといった海洋性レジャーがもっとも多く、次いで美ら海水族館、首里城に代表される世界遺産、沖縄の自然と歴史をテーマとするテーマパークなど。本島中部の恩納村あたりのビーチに面したリゾートホテルに泊まり、こういうアトラクションを3泊4日程度であわただしくレンタカーで駆け巡るのが沖縄観光の主流のようだ。戦跡めぐりはほぼ姿を消しているし、米軍基地は存在しないかのようだ。
海洋性レジャーが中心になっているのはこれらのパンフが夏休みをあてこんでいいるからだが、沖縄観光のイメージが基本的に海洋性レジャーであるのは間違いないだろう。
少し高級なツアーになると、ゆったりした時間の流れを訴求する。亜熱帯の風土の中にある比較的小規模なアジアテイストの隠れ家的リゾートであまり観光をせずにすごすというイメージだ。このタイプの源流はアマンリゾートにあるに違いない。
パンフには多数の写真が掲載されているが、もっとも多いのはホテルの外観と室内の写真だ。宿泊は旅の大きな要素であることがうかがわれる。つまり沖縄という風土ではなく、架空の亜熱帯地方に存在するホテルのリゾート空間が最大の関心事なのだ。こういう意識はいわば租界としてのリゾートホテルの機能を暗示していて、地中海クラブを思い起こさせる。
登場する植物はハイビスカスとプルメリア。以前はもっと多用されたはずの、沖縄文化のシンボルとしてのシーザーはほとんど発見できない。そうじて沖縄そのものの訴求は弱い。
青い海にあこがれる旅行者は戦跡を訪ねず、集団自決にも基地問題にも関心を示さないが、そのことを指弾するのは無意味だ。お休みモードにある人々には重くて暗い話題は願い下げだろうから。しかし楽しくも短い休暇の日々を訴求する底抜けに明るいパンフレットを見ながら、ある地理的空間が含む情報量の大きさ、そこで起きた悲惨の大きさと現在との乖離、知らないことがいかに貧しいかということ、それでも私たちの日々は営めることを改めて思う。
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by hatano_naoki | 2007-06-23 18:54 | 沖縄勉強ノート
初夏の匂い
[RICOH GR Digital]
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by hatano_naoki | 2007-06-23 17:19 | 写真日記
沖縄勉強ノート(124)集団自決と教科書検定
ここしばらく、沖縄戦における住民の集団自決を教科書の中でどのように記述するかが議論になっている。いわゆる教科書検定の俎上にこの集団自決という事実があげられたのだ。この問題は沖縄では大変な反発を呼んでいるが、日本本土ではそれほど関心を惹くことなく沈静化していきそうな気配だ。
まず事実関係について。
2007年3月30日、文部科学省が2008年度から使用される高校教科書の検定結果を発表した。この中で、沖縄戦で起きた住民の集団自決が軍命令によるものだったとする記述に対して検定意見がつき、これに対して出版社側が修正して合格となったことが明らかになった。
文部科学省が方針を変換した背景だが、産経新聞(2007年3月31日付)は次のように述べている。
「沖縄戦の集団自決をめぐっては、昭和25年に沖縄タイムス社から出版された『鉄の暴風』で、渡嘉敷島と座間味島で守備隊長が命じたと記述。沖縄県史や多くの出版物に引用され、教科書にも記述されてきた。しかし、作家の曽野綾子さんが渡嘉敷島を現地取材して48年に出版した『ある神話の背景』で軍命令説に疑問を投げかけたほか、座間味島の生存者の女性が「軍命令による自決なら遺族が遺族年金を受け取れると島の長老に説得され、偽証をした」と話したことを娘が平成13年に著書で明らかにしていた。琉球政府で軍人・軍属や遺族の援護業務に携わった男性も昨年、産経新聞の取材に対し「遺族に援護法を適用するために軍命令ということにした」と証言していた。また、作家の大江健三郎氏らの著書で自決を命令したと名指しされ名誉を傷つけられたとして、座間味島の守備隊長だった元少佐らが17年に大江氏らを大阪地裁に提訴。文科省はこの訴訟での元少佐の陳述書が検定方針変更の大きな要因としている。」
一方、検定意見に対する文部科学省のコメントは「誰が追い込んだかは今の学説では断定されない」というもので、軍関与は認めるものの、直接的な軍命の有無は明確ではないとの認識だという(琉球新報、2007年6月14日付)。
ところで琉球新報(2007年6月14日付)は次のように述べている。「同省の諮問機関「教科用図書検定調査審議会」は今回、座間味島、渡嘉敷島の事例のみを議論し、本島でも起きた「集団自決」は対象にしなかったという。」
この指摘は重要だ。つまり教科用図書検定調査審議会は座間味島、渡嘉敷島の事例を、曽野綾子氏の主張、「軍命令による」とする証言のいくつかが偽証であったという指摘、それに座間味島の守備隊長だった元少佐らの訴訟における陳述書などを主な根拠として、「(座間味島、渡嘉敷島にける集団自決については)軍命令によるとは断言できない」という結論を導き出し、それを「沖縄戦で軍命令による集団自決があったとは断言できない」というふうに拡大解釈した(あるいはすり替えた)わけだ。そしてこの論法はもちろん間違っている。
沖縄戦における集団自決として象徴的な扱いをされている座間味島、渡嘉敷島の事例については、事実がどうであったか詳しく調査されるべきだろう。日本軍と集団自決の関係については、少なくとも、日本軍がいた離島、あるいは住民が近接・混在していた場合は集団自決が多く起き、日本軍がいなかったところではあまり起きていないということがある。集団自決の大きな要因が日本軍の存在にあったことは明らかだ。ただし、当然のことだが、集団自決の実体は起きた場所により多様性があって、単純化して理解すべきものではないはずだ。住民と日本軍の関係も単純化・図式化して扱うのは危険である。
しかし今の状況はあまりにも政治的だ。すくなくとも一方には歴史を整形し整えていこうとする思考(=沖縄戦に対する歴史認識の軌道修正、左に旋回しすぎた戦後日本を正常な方向に戻そうという意識)があるように見えるし、もう一方にも私から見て同意しがたい空気がある。
日本軍の強制による集団自決はあった、いやなかったという議論の前に、できるかぎり正確な集団j自決の真実をひとつひとつ知ってゆくことしかとるべき道はないはずなのだが。
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by hatano_naoki | 2007-06-22 23:00 | 沖縄勉強ノート