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イー・モバイルのS11HT(12)ZORKが動いた
d0059961_794114.jpg入手して最初にしたことはPCへのActiveSyncのインストールと、挿入した4GBのSDHCの読み書きを可能にするためのSDHC.777.CABのS11HTへの導入だった(これがないと2GBまでしか使えない。S11HTは仕様上は32GBまでいけるらしい)。
それからCP/M Player for Win32とZORK I/II/IIIを入れてみた。表示されたZORK Iにちょっと感激。ただし予想されたことだが画面上の文字が小さく、老眼にはちょっとつらい。エミュレータであるCP/M Player for Win32には文字色を緑色にできるオプションがあり、これは昔のグリーンモニターの再現だ。
つぎに動画再生の能力をチェック。320×240、300MB、700kbpsの動画(WMV形式)がほぼ問題なくフルスクリーンで再生できた。つまり映画一本分の巨大ファイルが分割せずに再生可能であり、かりに8GBのメモリなら映画二、三十本分を入れておけるわけだ。
次にIPAフォントをいれて青空子猫で青空文庫からダウンロードした源氏物語を表示してみる。見やすいようだ。
内蔵のBluetoothにHIDプロファイルがあったのはうれしかったが、Stowaway Bluetooth Keyboardを認識はするものの入力できず、とちゅうであきらめた。
ブラウザのMinimoCEはどうもうまく動かないようだ。
GPS関連ではGPS Viewer/VisualGPSce/Simple Loggerをインストール。まだ実際には使っていないがちょっと試したところでは衛星捕捉の能力はまあまあのようだ。
画面キャプチャはKTCapt。

S11HTに対する期待はいまのところ裏切られていない。パフォーマンスも予想に近い。実用になるかどうかはこれからの試行に依存しているが、すくなくとも超ミニPCとしての面白さは期待通りだ。一方インターネットアクセスにはそれほど魅力を感じない。Internet Explorerのできがよくないということもあるが、2.8インチ、QVGAのインターネットの限界はよくわかっているつもりだ。WX310Kでのインターネットにしても、もっとも役に立ったのはGoogleだった。

※買ったときもらった『S11HTガイドブック』には標準で(SDHC.777.CABを入れなくともという意味だろう)8GBのMicroSD(SDHC)が使えると書いてある。日本仕様ではSDHC対応にしたのだろうか。
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by hatano_naoki | 2008-03-29 23:14 | ネットとデジモノ
イー・モバイルのS11HT(11)HP電卓エミュレータ
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画面キャプチャはいずれもHP電卓のエミュレータ。左がHP42、右がHP35。いずれもスタイラスで画面上のキーをタップするとキーが押し下げられるところも含めて本物と同じように動作するのが楽しい。
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by hatano_naoki | 2008-03-29 07:49 | ネットとデジモノ
イー・モバイルのS11HT(10)S11HTがやってきた
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S11HTを入手。あれこれセットアップで半日が過ぎた。
念願のZorkもCP/Mエミュレータ上で無事動いている。ちょっと感激だ。
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by hatano_naoki | 2008-03-29 02:06 | ネットとデジモノ
イー・モバイルのS11HT(9)
今回の方針としてはソフトは必要最小限にしようかと思っている。あれこれ面白がって詰め込んでもどうせすぐあきてしまい、あるいは使わないで終わるのだ。そこで4GBの外部メモリに対してソフトとデータ合わせて2GB程度にとどめ、残りは空けておくつもりだ。
「ソフトとデータ合わせて2GB程度」とは、外部メモリに置くWindows Mobile用のソフトとデータ、かなり大きくなると思われる動画データ、Windows用のポータブルソフトを合わせての容量。ソフト、データを絞り込む過程もそれ自体が楽しみだ。
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by hatano_naoki | 2008-03-26 16:50 | ネットとデジモノ
イー・モバイルのS11HT(8)
S11HTについては発売前にもかかわらずある程度の情報が入手できる。それはS11HTがTyTN IIの日本版であり、TyTN IIのユーザーによる詳細なレポートがインターネット上で発見できるからだ。
S11HTがTyTN IIにどれくらい似ているかという点だけは実際に使ってみないとわからないが、少なくともただ日本語化しただけということではなく、多少の仕様変更があるようで、このあたりはあと数日すればわかるわけだ。
TyTN IIのユーザーたちはPCと海外携帯の事情に詳しい先導的ユーザーが多く、その分析力と情報発信のスタイルはかつてパソコン通信の時代にわたしのまわりにいた人々によく似ている。だからわたしはTyTN IIのユーザーからの情報を集めてそれをS11HTで検証すればよく、入手する以前にかなりの準備ができるだけでなく、その使用感をイメージすることすら可能なわけだ。このひとたちには感謝しなければならない。
どんなソフトあるいはデータを入れようかと考えるのはこういう小型のガジェットの楽しみのひとつだが、ソフトを選び入手するにもこうした先進的なユーザーたちの恩恵を受けている。ネットを歩けばどのソフトが定番だとか必要だとかがすぐにわかってくるしその入手先を知るのも簡単だ。少数の自己犠牲(これは時間、費用、リスクを全部負うという意味でだが)をいとわない人々のあとを多数の追従者たちがゾロゾロとついて行っている。こういう図式がスマートフォンの世界にもあるということは、コンピュータに関するさまざまな知識を必要とする製品だということを示しているようだ。
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by hatano_naoki | 2008-03-26 12:46 | ネットとデジモノ
イー・モバイルのS11HT(7)
ひきつづきインターネットを歩いてWindows Mobileをめぐる環境を知ろうとしている。
必要と思われる(かつ動作すると思われる)ソフトをてフリーウェアで準備しながら駈け足でみたところでは、やはりWindows Mobileはクールとはいいにくい。前時代的だと見ることができるかもしれない。TyTN IIもスマートフォンとして一定の完成度に達しているとは思うがクールとはいえないデバイスだ。
しかし妙な表現だが昔のパソコンをいじるような面白さがある。フリーソフトを集めてカスタマイズしていくときのワクワク感。何世代か前のパソコンが驚くほど小さくなってよみがえったという感じ。
まだ使い始めていない現時点でのイメージだが、このモバイル端末の"キラーアプリ"は広辞苑をはじめとする辞書、WiFiの活用、GPS関連のソフトあたりかなと思う。
内蔵GPSは遊べそうだ。何種類かのソフトを組み合わせて電子コンパスとして使ったり、移動経路を記録し、ログデータを取り出してGoogle Earthで表示するといったことができそうだ。そのために今は脱線してハンディGPSの勉強をしている。
実用性には多少疑問符がつくが、ブログの更新も試みてみれば意外にいけるかもしれず、そうなればブログ投稿マシンとして活躍することになるわけだ。
先日秋葉原を歩いてMicroSDを買ってきたが、4GBで値段はわずか2,500円程度。安くなったものだ。TyTN IIは仕様上は最大32GBのMicroSDが使えるという。はじめは現時点で入手可能な最大の8GBを買うつもりだったが、いろいろ考えた末に4GBにした。
つぎに買うMicroSDはおそらく16GBか32GBだろうが、大容量をほしいと思う一方で制約から生じる楽しさも捨てがたい。今はメモリカード飽食の時代なので、メモリの欠乏感、飢餓感すら自分で演出しなければならない。
経験的にいって、メモリー容量などというものはいくらあっても足りないが、少なくともそれなりにやっていけ、容量の大きさがかならずしも満足とか充実につながるわけではない。最初に買ったハンドヘルドPCのメインメモリは16KBだったがその喜びの大きさと言ったらなかった。最初に使っていたフロッピーディスクは1D(片面単密度)だったがその容量は使い切れないほど巨大に見えた、わずか100KB超にすぎなかったのに。高速化と大容量化がわたしを不幸にし、鈍感にしてきたという言い方はわがままにすぎるだろうか。スマートフォンの狭小な画面の中に生まれる非力なコンピューティングの世界は、非力であるがゆえに面白いと感じられる。
そういうわたしであっても、一方では大量のメモリを積んだ強力なマシンの上で数百メガバイトに達する巨大なデータと向き合うことがあるが、大きなデータをマシンの腕力でねじふせるような感覚だ。こちらの世界には特に感慨はない。
ついでもう少しメモ。小さなデジタルガジェットとしてのWindows Mobileケイタイが、これまでに付き合ってきた電子手帳/PDA/その他の電子小物と同様、それほど役には立たないが刺激的なおもちゃとして終わるのか、それともわたしの"モバイル生活"を復活させるほどのポテンシャルを持っているのか、そのへんにも興味がある。機械にも自分にも、だ。意外といけそう、という気がしているのだが。
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by hatano_naoki | 2008-03-24 12:47 | ネットとデジモノ
チベット!
チベット人のチベットが回復されるべきだと思う。

広大な高原状地形からなるチベットとその抑圧者である東方の巨大な中国を一望するこの地図はUSGS(U.S. Geological Survey)のサイトにある地図データを『カシミール3D』を使って表示してキャプチャーしたものだ。
地図画像は拡大できます
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by hatano_naoki | 2008-03-19 21:47 | 日日
イー・モバイルのS11HT(6)
インターネットをさまよってWindows MobileとTyTN IIについて調べている。
簡単におさらいすると:
イー・モバイルのS11HTは台湾の企業、HTCが昨年の8月末に発表したTyTN IIの日本向けバージョンである。Windows Mobile 6を載せたいわゆるスマートフォンだが、スマートフォン向けのOSであるWindows Mobile 6 standard editionではなくタッチパネル対応のprofessional editionを載せている。
ハードの面ではスライド式のキーボードを内蔵し、スライドしたあとで画面側がティルトアップする機構がユニークだ。GPS、Wi-Fi、Bluetoothも内蔵している。もともとGSM圏向けの製品だからSIMを差し替えればGSMケイタイとして使える(はずだ)。ソフト面では当然のことながらWindows Mobileマシンとして動作する。この機械の特徴をごく簡単にまとめれば、キーボード・GPS内蔵のWindows Mobileケイタイということになる。
通信サービスの面では電話機として基本料金がないこと、1,000円からはじまるパケット料金の定額制、販売奨励金がなく(だと思う)、頭金+分割払いでの電話機買取システムといったところ。料金体系も簡潔でわかりやすい。

ところでわたしの場合、これにしようと思った最大の理由は機械としてのしっくり感とかっちり感だったかもしれない。しっくり感とは手になじむということで、手から滑り落ちる感じがない。両手で持つと手の中に納まる感触が心地よい。かっちり感とは工業製品としての作りの確かさのことで、全体にやわな感じがなく、工作精度が高い印象を受ける。たとえば画面のティルトに伴う適度な重さ、そのスムースな動きなどは好印象だ。そのかわり、ケイタイとしては重く大きいが我慢できる範囲内。わたしの使い方としてはおそらく手に持って歩くことはなく、かばんの中にいれておき、使うときにはテーブルの上において画面をティルトアップさせ、小さなPCのように使うだろう。つまりこのケイタイでは電話することもかかってくることもなく、基本的にデータ通信あるいはオフラインでの使用のみという使い方だ。
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by hatano_naoki | 2008-03-19 07:18 | ネットとデジモノ
イー・モバイルのS11HT(5)
S11HT用のソフトをコレクションしている。
ブラウザはFirefoxのWM5対応バージョンであるタブブラウザのminimoにしようかと思っている。まだ機能が低いようだがたぶん十分だろう。開発はあまり進んでいないようにも見えるが、応援の意味もこめて使ってみよう。
辞書をいくつか入れておきたいので、まずDVD-ROM版の広辞苑第六版。これはWindows Mobileマシンへのテキスト部分のインストールができる。英和、和英もおいおい。
電卓はRPNで使い勝手がいいのを探し中。HP電卓ライクなやつがいい。デザインが気に入らないが、とりあえずこれHP-35 (like) RPN Calculatorのほうがマニアックか。
内蔵のGPSは単純な移動経路記録機として使うつもりなので、そういう目的に合ったソフトを探しておきたい。
あとはWindows用のポータブル・ソフトウェアを一通り入れておくつもり。
ランチャーはPStart、ブラウザはFirefox portable/Opera@USB、それにOpenoffice.orgのポータブルバージョン
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by hatano_naoki | 2008-03-15 12:37 | ネットとデジモノ
イー・モバイルのS11HT(4)
S11HTを予約した。発売日の今月28日には入手できるだろう。
S11HTはどうもよく売れているとはいえない気がするが、たしかではない。もともとかなりマニアックな製品だと受け取られる状況が日本にはあると思うし、日本のケイタイビジネスのスタンダードからすれば高い端末だといわざるをえない。たぶんそれほど受け入れられずに終わるのではないだろうか。
しかしわたし個人にとってはそういうことはどうでもよくて、このモバイル端末をどのように生活に織り込んでいくかということを考えるのが楽しい。超小型PCを持ち歩くという意識だ。そこからなにか自由なイメージが広がりそうな淡い期待がある。
日本におけるコミュニケーションと"モバイル"の可能性はそのほとんどがケイタイという怪物の巨大なローラーで平らに敷きならされてしまい、誰もがあの小さな窓枠の中で生きている。電車の中で誰もが携帯の画面に見入っている光景はおぞましい。もちろんわたしもまたその中のひとりであり、ケイタイが必需品となっているが、なにかがんじがらめの印象が消えない。それはケイタイのビジネスモデルにしばられているということだし、ケイタイとわたしたちの関係に違和感を感じるということでもある。この台湾製の小さなスマートフォンは世界的に見れば一定の存在感を持っているが、日本ではほとんど知られていない奇妙な機械だ。いくらかオープンでいくらか危ない。
そんな機械を使いながら、ちょっとおおげさだが、『スマートフォンのある生活』というのを実践してみたいのだ。
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by hatano_naoki | 2008-03-15 12:27 | ネットとデジモノ