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秋葉原デパート工事中
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by hatano_naoki | 2008-12-31 22:51 | 写真日記
鶴見線界隈(2)
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by hatano_naoki | 2008-12-31 09:00 | 写真日記
どう生きる?
わたしが生きてきた世界は、日本については戦後の復興、高度成長、バブルとその後の経済破綻、そこからのゆるやかな回復、そして現在のおそれおののく社会へと変容した。この間、世界の枠組みも冷戦から冷戦後のアメリカ一国集中へ、そしてテロリズムに対して打つ手を見出せない「枠組みなき世界」へと遷移してきた。この六十数年、それなりに大きな変化があったわけだ。しかし今の状況というのは、われわれが今までに見たこともないなにかすさまじい破滅が起きる直前であるような、そういう気分がひたひたと押し寄せている。
マスメディアを通じて入ってくる情報から判断するかぎり、世界的不況が恐慌に化け、おそろしい経済破綻が蔓延するのではないかという気分が地球全体をおおっているように見える。というのも、自分が一次情報を収集分析しているわけではなく、テレビの前でああだこうだと分析する番組やニュースの断片を食事の間に見ているだけだからだ。そのときわたしの中では思想を喪失した世界に対する失望と世界規模のマネーゲームに対する憎悪にちかい感情がわいているが、食事が終われば忘れてしまう。マスメディアに対する信頼感はまったくなく、メディアから水道の水のように流れ出てくる情報に内在する錯誤や操作を疑うが、それを検証するほどの根性もない。
それにしても、たぶん、おそらく世界の経済システムは不安定になっており、さらに悪化する可能性が高いにちがいないだろうと想像する。なによりも人々がおそれの気分を抱き、そのような気分に基づいて行動するので、振り子の触れはあっという間に大きくなり、おそれていた方向に事態が遷移していく。
こういう経済状況の只中で世界がおよそ基本的な思想を喪失しており、混乱が広がり、それにもかかわらず新たな思想を見つけ出していないのは偶然ではないだろう。両者は相乗的に働くのかもしれない。
ところで、暗雲たちこめるという表現がぴったりな世界を生きるにあたって、典型的な傾向である萎縮、排除、孤立ではなく、カラ元気ということでもない別の態度というのはないのだろうか。それがあるように思うし、そういう状況の中での行動様式に関する個人的な感覚がある。
これから大きな波動がやってきて平穏な日々が失われ、いわば非常事態が起きるなら、平時における価値観や行動様式は無意味になるだろう。ところがそのようなおそれは、実はまったく別の感情と表裏一体になっているようなのだ。それはいってみれば動乱を待望する気分であって、あまりにも平穏が長く続いたために生き延びる知恵が退化してしまっている社会の中で、自分だけは平時に向いていないと思って生きてきた節がある。
実際に混乱した社会が現出したとき、自分の未知の能力が発揮されるのかどうかはわかりはしない。まっさきに野垂れ死にするかもしれないけれども、そういう状況を想像するときちょっとした昂揚感があるのは事実だ。
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by hatano_naoki | 2008-12-30 18:17 | 日日
鶴見徘徊
JR・京急鶴見駅から海側の埋立地帯に向かって、貨物輸送用の臨海鉄道であった鶴見線が走っている。沿線は埋立地と運河が交錯していてかつての工業地帯の雰囲気を残しているけれども、濃厚な煤煙を吐き出すブレードランナー的な風景はここにはもはやなくて、その意味では面白みのある風景でもない。鶴見線そのものは手近にローカル線の気分が味わえるためかそれなりの人気があるようだ。
鶴見線の北側に隣接して潮田、仲通、本通などという地名がある。路地の奥に大きなクレーンが見える商店街の道路はなかなか広いが一方で空き地が目立ち、凝縮感のない、漠とした雰囲気が漂っている。この付近一帯には沖縄出身のひとが多いそうで、沖縄料理の店や食料品店やらが点在している。ちょっとした沖縄的雰囲気をかもしだしていることから観光地化していることは聞いていた。
近いにもかかわらずなかなか行く機会がなかったこのエリアだが、鶴見線沿線の写真を撮りにいくという名目でよやく行くことができた。鶴見から海芝浦まで行き、国道駅まで引き返し、もう一度安善まで行って、それから潮田の方向を目指した。
通りを沖縄関係の店が埋めてるわけでもなく、ポツリポツリと点在しているにすぎないから、沖縄ストリートとかリトル沖縄とかいうのはいい過ぎだが、それでも関東ではもっとも濃厚に沖縄の雰囲気を感じる場所のひとつだろう。沖縄のひとが住み、彼らのための食品店があり料理屋がある。観光客向けではなく住民のための店だというところが気に入った。この付近には南米各国からやってきた日系のひとたちも多いらしく、南米料理の店もある。沖縄と南米が入り混じっている。沖縄は海外移民の一大供給地であったわけだが、南米がハワイとともに主要な移住先だったことを思い出す。褐色の肌と沖縄方言に出会える町で食べた南米料理は本物っぽくてなかなかうまかった。
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by hatano_naoki | 2008-12-30 17:45 | 日日
鶴見線界隈(1)
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by hatano_naoki | 2008-12-30 08:03 | 写真日記
銀座夕景
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by hatano_naoki | 2008-12-27 20:15 | 写真日記
カンボジアで写真を撮ることについて
これまで数万枚をカンボジアで撮ってきたけれども、「写真を撮る」という意識で撮ったかといえば、そうではなかったかもしれない。たとえばプノンペンに行き、写真をとろうと町を歩いて目に映ったものを撮って歩くような行動はしたことがない。写真はいつも副産物としたあったように思う。表現ではなく、視線の記録、対象物の詳細な記録として写真はあった。
写真で表現するぞとは今もっていえないけれども、写真を撮るという目的でカンボジアに行くというのはどうだろうか。
写真について自分の力が一冊の作品集を生むには不足していることはわかるけれども、それでもそれをイメージした上で撮る旅というのが可能なのか、突然に考える。写真の占める割合が自分の中で以前よりも大きくなっているようだ。
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by hatano_naoki | 2008-12-26 06:44 | カンボジア
足立君江写真集『カンボジア はたらく子どもたち』
連合出版から来年早々に出るという写真集を送っていただいた。
足立君江写真集『カンボジア はたらく子どもたち』という本で、すべてモノクロ写真でカンボジアの子どもたちの姿が写しとられている。本文にルビがふってあるのは子どもが読むことを想定しているからだという。
写真を評論する立場にはないので内容には触れないが、少なくとも衒いのない視線で自然な姿を捉えていると感じられる。それにしてもモノクロ写真はいいものだ。

足立君江写真集『はたらく子どもたち』 連合出版刊 2200円+税

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by hatano_naoki | 2008-12-25 21:40 | カンボジア
基調低音
最近は自分が死ぬことを、極端な言い方をすれば、いつも考えている。ただ、意識の表層で考えているというのではなく、基調低音として、あるいは意識下の思考として、つねに触れているというような感じ。だからといって気分が暗いというわけではなく、単に身近なものとして死を見ている気がするというだけで、日常に変化がおきているわけではない。
考えてみれば人間はみな死ぬわけで、わたしだけが死ぬわけではなく、何十億の人間がみな死んでいくわけだから優れて普遍的なできごとであるにすぎない。肉体の死、客観的な死はいくつも見てきたし、それがどういう具合に起き、推移していくかもわかっている。ただ、わやらないのは自分の死というできごとだ。まだ死んでみたことがないので、どうなってどうなるのかがわからない。
昔、山で死に損なってあと一歩で死ぬところだったが、そのとき自分の身に降りかかってくる寸前だった死は苛烈で残酷なはずだった。肉体がこわれていくような死が皮膚のすぐ外側にあった。しかし人間には不思議な能力が備わっているもので、確実な死の直前に自力でそこから逃れることができたのだった。
まちがいなく死ぬはずだったわたしは生きることになった。かっこいい言い方をするなら長い余生がはじまったのだ。
ずっと死ぬことをおそれて生きてきたし、今でもそうだ。しかしちょっとした変化の兆しがある。死に対する親和力がわたしの中に生まれてきたようなのだ。死ぬことはこわいが、こわいだけではないと思い始めた。永遠に生きるほうがもっとこわい気がするのだ。
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by hatano_naoki | 2008-12-24 23:32 | 遺書
G-SHOCKとインド
1999年の夏は南インドにいた。赤く乾いた大地を走る列車の窓から突き出した腕にはG-SHOCKと沖縄で買った青いガラスの腕輪。

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by hatano_naoki | 2008-12-24 22:32 | 旅の記憶