今日から北京-ラサを結ぶ特急が運行されるという。
記事 青蔵線(西寧~ラサ間、約2000km。最高通過地点の標高5072メートル)が開通したことにともなって新設されたこの特急は北京-ラサ間を約48時間で結ぶ。車内は気密化されていて酸素が供給されるという。この路線を経由して大変な数の観光客がラサを訪れるに違いない。 チベットはながいあいだ憧れの地だったが、最近はずいぶんポピュラーな旅先になったようで、特にラサは麗江のようにすでに観光によって十分にスポイルされているようだ。 個人的には是非乗ってみたいこの路線は、しかしきわめて政治性が強いのも事実だ。チベットで何が起き、それからどんな経過をたどったのかを私たちは知らされていない。チベット中国化政策のとってこの鉄道の開通は大きな意味を持つに違いない。憂鬱な観光列車T27号が今夜9時30分、北京を発車した。
by hatano_naoki
| 2006-07-01 23:20
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