9月20日にカンボジアフォーラムが公開されてから一週間がすぎた(準備をはじめたのは16日)。参加メンバーは20名を超え、すこしずつ増えている。スタート時にはわたしの方から知り合いのひとたちに招待メールを送ったが、その後はわたしの知らないひとからの参加希望もくるようになった。
招待がなければメンバーになれず、またテーマがきわめてせまいことを考えると、こういう場に自分から参加しようと考え、実際に運営者に参加を希望する旨メールを送って参加するという行動はなかなかハードルが高いはずだが、そういうひとたちが現れているのは素直にうれしい。 コミュニケーションの場が生成されていくとき、そのはじまりからしばらくの間がもっともおもしろい。ひとはまだ少なく、場についての個々人の心象もばらばらだが、どっちに向かうかわからない危うさとおもしろさがある。場を生成しようとする者はその未来に一定のもくろみを持っているものだが、多数の参加者がいるわけで、そのもくろみが実現するとはかぎらない。未来を操作によって作り出すことはできないし、もしさまざまな裏工作によって近似的な未来が実現したとしても、それは場を生成する者を汚すだけだろう。とりあえずはすこしずつ参加者がふえてゆくよう願いつつ、見守ってゆくことにしようかと思っている。 ひとつだけおもしろく感じられること。SNSのしくみを使っても、運用によって「閉じた場」の雰囲気は作れそうな気がする。
by hatano_naoki
| 2008-09-28 10:49
| カンボジア
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